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高齢者に配慮したWebを作る際のポイント

2010年04月22日

高齢者の方へ、情報やサービスをご提供するサイトを作ろうと思っています。
ユーザーは60代以降をターゲットとして考えております。
この世代向けのサイトとして、配慮するべきことがありましたら教えてください。

文字の見やすさと印刷のしやすさ

高齢者の方への配慮は、結果として全ての閲覧ユーザーにとっての配慮につながります。


文字の見やすさ
文字の大きさを簡単に変えれるように、CSSで組んでおくと良いでしょう。
最近よくありますが、「小」「中」「大」というボタンを押して、
それぞれ読み込むCSSを変えて、文字の大きさを変える手法です。
これを、初期状態を「大」にしておけば、高齢者の方も見やすいと思います。

印刷環境の配慮
高齢者の方に限らず、モニターで読むことを嫌うユーザーがいます。
メール、Webページを「印刷」し、紙にしてから「読む」というユーザーです。
特に高齢者の方に多いのですが、モニターで読むよりも、紙で読むほうが良いという方は多いです。
Webページを「印刷」すると、凝った背景やら何やらも一緒に印刷されてしまうと、
印刷コストも時間もかかります。
ここは、「印刷」用のレイアウトを、外部化CSSで組んでしまい、
印刷時には、「印刷」に適した状態にすると喜ばれることでしょう。
「印刷」に適した状態とは、無駄なレイアウトに関する画像などが省かれ、
コンテンツを読みやすくしたものです。文字色も最適化しましょう。

W3C準拠
最後に、W3Cが勧告しているホームページの作り方が重要です。
高齢者・障害者の方にとって閲覧しやすいよう配慮された、Webの「バリアフリー化」ですね。
サイトリニューアルなどの際にも、このW3C準拠という考え方が非常に重要です。



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