HOME > コラム > XHTML で、<br>要素(改行)を連続で使ってはダメ!
2008年11月22日
メールや Word などで文書を作るとき、
Enterキーで改行することが多いと思います。
例えば、
段落の最後で、Enter 押して改行して、
もう一回、Enter 押して1行スペース空けて、
そして次の段落を書き出す。
実はこれを、Webページで行なうと文書エラーになってしまいます。
これは、とってもよくある間違いなので気をつけましょう。
XHTMLでは、改行を <br /> で表します。
しかし、この <br /> は改行の意味であり、
連続で使って、行間が空いたように見せかけるのに使ってはいけません。
<br /> を連続で使うと、
ブラウザで閲覧するときには、行間が空いたように見えますが、
環境が変われば、「改行(の意味)」の並んだ怪しいページになってしまいます。
検索エンジンロボットも目が見えません。
ロボットのためにも、視覚に頼らない文書構造が求められるわけですね。
ソースを直接いじれない環境、というのが存在します。
多くの無料ブログやSNSもそうです。
メールのような文書をアップして、それがWebページに変換される仕組みの場合ですね。
アメブロなど、ケータイでアップする場合も多いですね。
その多くは、改行をそのまま<br /> と認識してしまい、
結果、「改行」が連続してしまうことになります。
もちろん、文書構造としては問題なので、
本当なら「改行」の数によって、自動で下の段落に余白が挿入される、といった仕組みになれば言うことなし、なのですが・・・
そう考えると、一般のツール、Web制作ソフト、など、
まだまだW3C勧告、Web標準に対応しきれていないんですよね。。。
いせきけんじ公式メルマガの登録はこちらから。
不定期配信中。バックナンバーは基本的に公開していません。
月に一回の無料相談の特典付きです。
Copyright© 2023 【ホームページテンプレート】いせきけんじ公式サイト All Rights Reserved.